看板をデザインする際の大事なポイントとは?

私たちが街中で見かける様々な種類の看板ですが、それらは看板ごとにとても大事な役割を担っています。
私たちはその看板を見ることで、そこにどんなお店があり、どんなモノ(商品)を取り扱っているのかをすぐに理解することができます。
逆に、そこに看板が無ければ、そこがどんなお店で何を取り扱っているのか、実際にお店に入ってみないとすぐには分からないことも多いかと思います。
今でこそ看板が何もないお店を見かけることも少なくなりましたが、それでも何のお店なのか分からない(分かりにくい)ところもあり、筆者目線として「もったいないなぁ」「こんな看板があればいいのになぁ」と感じることもあります。
きっと、皆さんも「このお店、なんか入りづらいなぁ」「どんなお店が分かりにくいなぁ」と感じた経験があるのではないでしょうか。
もしそこに看板があったとしても、私たちにとって「分かりにくい」「伝わりにくい」ものだとしたら、それは看板としての役割は果たせていないということになってしまいます。
それだけ看板の存在はとても大きく、そして大事な役割を担っているのです。
「看板はお店の顔」であり、顔の有無やデザインによってそのお店に対する印象が大きく左右されることを、ぜひここでお伝えできればと思います。
<目次>
そもそも看板製作におけるデザイン費はどのくらいかかる?

まずここでは、看板を製作する際の費用についてご説明します。
看板を製作する際、主に次のような費用がかかります。
(例)スタンド看板の場合
「看板本体代」+「印刷作業費」+「デザインデータ作成費」
「看板本体代」とは、看板そのものの金額のことで、種類や大きさ、材質などによって変わります。
看板本体が大きければ大きいほど、材質として耐久性が高ければ高いほど金額は高くなります。
「印刷作業費」とは、デザインデータを専用の印刷機で出力する金額のことで、同じく看板の種類や大きさなどで変わります。
看板の種類によっては、データ出力専用のシート(インクジェットメディアなど)を看板の表示面に貼り付ける費用も含まれます。
「デザインデータ作成費」とは、デザインを考えてそれを形にする(制作する)金額のことで、デザインの内容などによって大きく変わります。
自分で一からデザインを考え、それをイラストレーターなどの画像編集ソフトを利用して制作した場合にはこちらの費用はかかりませんが、印刷会社やデザイン会社にデザインデータ作成を依頼した際にかかる費用となります。
デザインも様々で、シンプルに文字だけの場合もあれば、写真やロゴマークなど(ここでは「素材」と呼びます)を組み合わせた複雑なものまであり、お客様自身ではデザインを一から制作できない場合でも、素材さえご用意できれば費用を安く抑えることも可能です。
なお、デザインデータ作成費についてですが、どこも設定金額に差はあるものの、文字だけのシンプルなデザインやロゴマークを配置するだけといった比較的作業時間のかからないデザインであればだいたい3,000円前後から、写真やロゴマークなども含め全体的にデザインする必要があるもの(作業時間を要するもの)であればだいたい10,000円前後からといった相場になっているようです。
なお、弊社でもデザインデータ作成を承っております。
ご参考までに、SignWebネットショップでの料金体系をご紹介します。
詳細についてはこちらでご確認ください。
<データ作成料金体系>
パターン | 制作イメージ | 料金(税抜) | ご提出いただくもの | 提案数 | 修正回数 |
---|---|---|---|---|---|
ライトプラン | ご提出いただいた素材を、作成するバナーのテンプレートに合わせて配置させていただきます。 | \5,000~ | ・ラフ案(手書きやエクセルなど) ・テキスト/ロゴ/画像など ・フォント指定 |
基本1案 | 基本1回まで |
ベーシックプラン | ご提出いただいた素材を使用し、作成するバナーのテンプレートに合わせて編集させていただきます。 | \10,000~ | ・ラフ案(手書きやエクセルなど) ・テキスト/ロゴ/画像など ・フォント指定 |
基本1案 | 基本2回まで |
デザインプラン | ヒアリングさせていただいたイメージに合わせて、デザインを作成させていただきます。 | \20,000~ | ・イメージ/ご要望 ・ラフ案(手書きやエクセルなどあれば) ・テキスト/ロゴ/画像など |
基本1案 | 基本3回まで |
看板をデザインする際の大事なポイントとは?

つまり、看板にとってデザインは一番大事な要素であり、そのお店の印象や雰囲気などもっと深いところまで私たちに訴えかけられるものとなるのです。
そのため、デザインにはとことんこだわり、少しでも多くの人の目に留まり、そのお店のイメージとして定着させることを目指したいものです。
ここでは、看板をデザインする際に気を付けておきたい大事なポイントをいくつかご紹介します。
①建物の制限がないか

街のあちこちで見かけるさまざまな看板ですが、実はそれらを設置する上で安全性や耐久性などの面から看板設置に関するさまざまなルールが決められているのをご存知でしょうか。
看板は、正確には「屋外広告物」と呼ばれ、屋外に設置する際には以下の法令に則って設置する必要があります。
・屋外広告物法
・建築基準法
・道路法
・各地方自治体が定める景観条例など
それぞれの詳細については別途ご説明させていただきたいと思いますが、むやみに屋外に看板を設置してしまうと街中の景観を損なうだけでなく、転倒や落下などの事故が起こる可能性もあるため、きちんと各法令に則った設置・管理が必要となります。
例えば、建物の壁面から突き出ている袖看板・突出し看板の場合、もし低い位置に設置されているとすれば通行人などがぶつかって怪我をしてしまうことも考えられますよね。
そこで、こうした袖看板については壁面からの突出し幅や路面からの高さなどが法令で決まっているのです。
また、観光都市である京都市では、美しい街並みの景観を守るため屋外広告物規制として屋上看板を禁止していたり、一部の地域では袖看板の道路への突出を禁止していたりなど、各都道府県によってさまざまな条例が定められています。
そのため、屋外に看板を設置する際には、どの法令に適用されるものなのか、そしてお住いの自治体に独自の条例があるかどうかをきちんと調べておき、設置後に問題にならないようにしておきましょう。
②視認距離や時間を考慮してデザインする

看板を作る際に気を付けたいポイントとして、【視認距離】や【視認時間】を考慮することが挙げられます。
【視認距離】とは、文字通り目で見て確認出来る距離のことで、その距離に応じた適切な文字の大きさで看板を作成する必要があります。
例えば、設置する看板が店内のメニュースタンドの場合は、お客様は至近距離から見るものですし、お店の入り口に置くA型看板や電飾看板などのスタンド看板であれば、通行人に見てもらうために近距離~中距離が一般的です。
一方で、ロードサインや野立て看板、建物の袖看板、のぼり旗などは、通行人だけでなく車のドライバーなどにもアピールする必要があるため、長距離で大きく目立つ文字が好ましいです。
では、実際に文字の大きさはどのくらいが最適なのか、参考となるデータがありますのでここでご紹介します。
国土交通省では「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」の中で、両眼矯正視力 0.5を想定し、視力0.5の人が一定距離はなれた場所からでも看板の文字を視認できるよう、必要な文字の大きさを以下のように定義しています。
<視認距離と文字の大きさの目安>
【遠距離】
・40mの場合 和文文字高:160mm以上 英文文字高:120mm以上
・30mの場合 和文文字高:160mm以上 英文文字高:90mm以上
【中距離】
・20mの場合 和文文字高:80mm以上 英文文字高:60mm以上
【近距離】
・10mの場合 和文文字高:40mm以上 英文文字高:30mm以上
・4~5mの場合 和文文字高:20mm以上 英文文字高:15mm以上
【至近距離】
・1~2mの場合 和文文字高:9mm以上 英文文字高:7mm以上
※文字高とは、日本字では指定書体の「木」の高さを、アルファベットでは指定書体の「E」の高さをいう。
なお、道路標識や公共施設における案内サインなども上記の定義に沿って作られています。
文字の大きさを決める際に、ぜひ参考にしてみてください。
また、【視認時間】についてですが、目で見て確認できる時間のことで、車のドライバーなどが運転中に道路脇にあるさまざまな看板を見ようとしたとき、車速にもよりますがその看板の文字などを読んで理解する時間はほんの僅かとなりますので、小さい文字ではなく出来るだけ大きい文字で目立たせる必要があります。
視認距離や視認時間に関係なく文字の大きさを決めてしまっては、せっかく設置した看板も文字が見づらくなってしまい、通行人や車のドライバーなどに伝えたいことがきちんと伝わらないこともあります。
適切な文字の大きさを決めるためには、作成する看板を誰がどのような状況で見るのかという視認性を重視することを忘れないようにしてください。
③解析ツールを利用して客観的に検証する

作成した看板について、デザインやレイアウト、文字の大きさなど主観的な評価の部分を科学的かつ客観的な手法を用いて検証することも可能です。
その看板を私たちが見たときに、最初の数秒間で「視線がどこに集中しているのか」を解析し、結果を可視化することでより最適なデザインを追求することができるのです。
3Mの視線予測ソフトウェア「Visual Attention Software:VAS」というオンラインソフトです。
使い方としては、専用のWEBページに解析したい画像(写真、画面キャプチャ、PDFファイルなど)をアップロードするだけです。
その後、解析結果として以下の3種類が表示されます。
・Heatmap(ヒートマップ):色分けによって、最初の3~5秒間の視点の集まりやすさの分布を表示
・Region Map(リージョンマップ):ヒートマップの結果を3段階のレベルで表示
・Visual Sequence(視線トラッキングチャート):最初の3~5秒間の視線の軌跡を表示
VASは、上記の解析結果が出るのにわずか1分程度と短く、3M社のビジョンサイエンスの研究を基にアイトラッキングの分析結果の80~90%と高い精度を実現しているため、短時間で客観的な分析結果も必要としたい場合には、いちど試してみてはいかがでしょうか。
④イメージが伝わりやすいデザインにする

看板を作成するにあたって、デザインはとても重要なポイントになります。
お客様が看板を見ただけで、そのお店がどんなお店なのかを明確に伝え、そして興味を持って入店してもらうには、どのようなデザインが好ましいのでしょうか。
まずは、やはりそのお店が何屋なのかを伝えることが重要です。
飲食店であればレストランやカフェ、居酒屋など、さらに料理のジャンル(和食、洋食、中華、エスニックなど)まで分かれば、そこで何を食べられるのかイメージすることができます。
また、文字だけでなく料理のイメージ写真やイラストなどもあれば、より明確に伝えることができます。
お客様にお店の名前を覚えてもらうことももちろん大事なことですが、それよりも何屋なのかをしっかりと伝えられるデザインにしてください。
また、デザインのイメージが湧かずなかなか決まらない場合には、同業他社の看板をあれこれリサーチしてみるのもおすすめです。
それらもデザインはさまざまですが、お客様に伝えたい本質的な部分は共通していることも多いため、オリジナルのデザインを考える際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
よくある看板デザインのメリット・デメリットとは?

①暗くても目立つ光る看板

日中の明るい時間帯は問題なく見える看板でも、夜暗くなってから何も見えない(または見づらい)看板では人の目にも留まりにくく集客効果も薄れてしまいがちです。
そこで、夜でも明るく目立つ光る看板であれば存在感もあり、集客アップも見込めます。
そのような看板は、一般的に「電飾看板」と呼ばれ、夜遅くまで営業している飲食店をはじめとするお店などにおすすめです。
スタンド型の電飾看板(電飾スタンド看板)は種類も多く、予算や形状、カラー、デザインなどお店のイメージに合わせて選ぶことが可能です。
光源に使われる照明は、主に蛍光灯とLEDの2種類があり、どちらも電源コードを必要としますので電気代が別途かかります。
蛍光灯タイプの方がまだまだ主流で種類も豊富なため、商品によっては安価なものも選べますが、LEDタイプと比べると点灯のちらつきが見られることがあり、室内の蛍光灯などと同じように定期的なランプ交換が必要となるためメンテナンスが欠かせません。
一方のLEDタイプですが、蛍光灯タイプと比べると初期費用はかかるもののランプは長寿命かつ消費電力も少ないため、ランプ交換の手間もほとんどかからず省エネに繋がります。
また、熱や紫外線の発生も少ないため虫が近寄りにくいという面もあります。
②文字を立体的にして迫力を出す看板

街で見かけるお店の看板の文字やイラストなどが立体的になっているのを見かけたことがありますでしょうか。
看板の表面から少し浮き上がらせて立体的にすることで、一般的な平たい看板よりも見やすく存在感があり、よりインパクトのある看板に仕上げることができます。
その立体的になった部分のことを「立体文字」といい、一般的に広く知られているものが「カルプ文字」です。
カルプ文字は、こうした立体文字を製作する際によく使われており、屋内・屋外共に使用可能で耐水性や耐候性に優れ、耐摩耗性や耐油性も備えています。
そして、軽量で柔軟性があり、塗装による色付けや加工がしやすいという面から、取り付けも簡単に行うことができます。
ちなみに、「カルプ」とは「カルシウム・イン・プラスチック」を省略した言葉で、合成樹脂(プラスチック)に添加剤(カルシウム)を加えた素材となります。
看板に使われるカルプ文字の素材としては、発泡プラスチックの一種である発泡ウレタン樹脂であることが多く、イメージとしては板状になった硬いスポンジのようなもので、色は白と黒の2種類があります。(それぞれ「白カルプ」「黒カルプ」と呼ばれています)
弊社ではカルプの中で「チャンネルボード」を取り扱っています。
このようにメリットも多いカルプ文字ですが、サイズが小さすぎたり細すぎたりすると加工しづらく、ステンレスなどの金属素材と比べると高級感が出にくく劣化が早いなどのデメリットもありますので、そのあたりも考慮していただけたらと思います。
③ひさしを設置したデザイン

屋外に設置する看板の中には、建物の出入り口のひさし部分に社名や店名を入れたものもよく見られます。
その種類としては、テント看板やひさしテント、カーブテント、オーニングテントなどさまざまですが、どれもその建物の入り口を飾る顔となり、外観のイメージアップに貢献します。
また、ひさしがあることで日除けや雨除けにもなり、省エネ対策にもなります。
しかし、定期的なメンテナンスを実施する必要があり、特にテント生地などのひさしの場合は経年劣化による傷みなどもあるため、取り替え作業が発生することも想定しておく必要があります。
おしゃれな看板デザインを紹介!

思わずそのお店に入りたくなるようなデザインや、一目見てすぐに何のお店なのか分かるデザインなど、きっと皆さんも共感していただけるのではないかと思いますので、看板のデザインを考える際の参考になれば幸いです。

イタリアのとある飲食店の店先に並ぶ色とりどりの看板です。
こちらのお店の看板メニューでしょうか?魚料理やピザ、サンドイッチにジェラートと、カラフルでシンプルな色遣いの手作り看板で食欲をそそられます。
さりげなくジェラートの3色がイタリア国旗の色になっていますね。

一目見て「プレッツェル」と分かるシンプルな看板で、こちらは海外のパン屋です。
おそらくプレッツェルが有名で美味しいお店なんだろうなと思わせてくれます。
こんなおしゃれな看板を見かけたら、思わずお店の中に入ってしまいそうです。

こちらも、何のお店なのかすぐに分かってしまう看板ですね。
とてもリアルなハンバーガーに仕上がっていて、今にも肉汁がしたたり落ちてきそうなくらい美味しそうな雰囲気が漂っています。
アメリカならではのインパクトのあるおしゃれな看板です。

こちらは、ドイツのとあるワイン酒場の看板です。
優しい雰囲気のデザインで、美味しい料理とワインを楽しめそうな印象を受けます。
きっと同じ通りにもこんなおしゃれなデザインの看板がありそうです。

こちらは、すぐに時計屋であることが分かるデザインの看板です。
大小さまざまな時計を組み合わせて一つの大きな看板となっており、時計の錆び具合が良いアンティークさを漂わせています。
看板が時計代わりにもなっているので、通行人も思わず見入ってしまうのでは?

大きなはさみが目印となっているレトロな雰囲気漂う美容院の看板です。
看板が所々錆びてきているのが何とも言えない味を出していて、とてもおしゃれなデザインとなっています。

いかにも日本というデザインの警察の看板です。
和を前面に出していて、外国の方にも分かりやすくおしゃれさも感じるデザインになっています。
きっと建物自体もそうですが、街並みに溶け込んだデザインになっているのでしょうね。
さて、世界各国のさまざまなデザインの看板をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ただおしゃれというだけではなく、看板を通じて私たちに何かを伝えたいというメッセージが込められたデザインになっているように思います。
皆さんも、ぜひ素敵なデザインの看板を見つけてみてください。
デザイン校正をスムーズに行うコツとは?

そうした場合、デザイン会社などへ依頼するにもどのように伝えたらよいのか、どうしたらスムーズにやりとりができるのかについてのコツをお伝えしたいと思います。
①事前にイメージを細かく伝える
看板はそのお店の顔となりますので、どんなデザインにするか、ある程度イメージを持ってデザイン会社へお伝えした方が、制作する側も具体的な提案がしやすく、校正もスムーズに行えます。デザインを依頼する際、「だいたいこんなイメージで」とか「全てお任せします」という指示をしたとして、実際にデザインを提案した後、「考えていたイメージと違う」「ここはこんな感じがよかった」という余計なやりとりが発生してしまっては、双方にとって時間や費用のロスとなり、とてももったいないことです。
まずは、どんなイメージでもいいのでラフ案(大まかなデザイン案)を作成してみてください。
ラフと言うと難しいイメージをお持ちかもしれませんが、手書きで構いませんので、文字やロゴマーク、イラスト、写真などをそれぞれどのあたりに配置するか、どれくらいの大きさにするか、配色はどうするか(明るい感じ、ポップな感じ、暖かい感じ、クールな感じなど)、いろいろと細部まで伝えた方がよりスムーズなやりとりが可能となります。
シンプルな内容でもOKですので、デザインのイメージを可能な限り相手に伝えることで、仕上がりのデザインを早い段階でより具体的に共有でき、満足のいく看板が出来上がるのです。
②デザインの指示を伝えるのが苦手な場合
そうは言っても、イメージしているデザインを言葉やラフ案などで伝えるのが苦手という方もいらっしゃるかと思います。そのような場合には、街中で見かけたさまざまな看板の中で気になったり興味を持ったりしたもの(デザイン)の写真を撮って参考にしたり、インターネットなどを利用して同業他社の看板デザインをリサーチしたりしてみてはいかがでしょうか。
シンプルに伝えたいことだけを前面に出したものや、インパクトに残る文字やイラストなどを散りばめたもの、配色を重視して視覚効果を狙ったものなど、どれもそれぞれのお店が独自に考えたデザインとなっているものが多く、あなたのイメージするデザインに近いものがきっと見つかるはずです。
それらを参考にして、相手にその写真や画像を見せてだんだんとデザインのイメージを膨らませていけば、デザインの指示を伝えるのが苦手だとしても、スムーズな校正を行う上では有効な方法の一つとなります。
まとめ
さて、これまで看板のデザインに関するトピックをいくつかご紹介してきました。冒頭でもお伝えしましたように、「看板はお店の顔」となり、そのお店を印象づける上で大切な役割を担っています。
また、看板のデザインによっても人々が抱くイメージはさまざまです。「誰に」「何を」「どのように」伝えたいのか、しっかりとした信念や想いをデザインに込めて、世界に一つだけのステキな看板を作っていただけたらと思います。